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【プロが語る】宝石の本当の価値とは?

ようこそジュエリーハナジマへ!

お客様から質問されることの多い、“宝石の価値”について今回はお話いたします。

宝石の価値って何だと思いますか?

分かりやすく数字で見て取れるのが価格ですよね。

「価値のある宝石ってどれですか?」という質問はよく聞かれます。


宝石の価値、使用価値を意識してほしい

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価値といっても多方面から見て色々な価値があると思うんです。
業界の先輩方もおっしゃられてるんですけども、とりわけ宝石に関しては“使用価値”が半分以上です。
使用価値は、言葉そのままで使うことによって価値が出るという意味です。

具体的に言えば…
ご自分の記念お仕事を頑張った時
家族が増えた時
ハレの場のお祝いで
そうしたシーンで素敵なものを購入し身に着けて使っていくことで、ご自身の日々のモチベーションを変えていくものという視点です。
まずは使用価値で宝石と向き合っていただきたいです。

なぜかと言うと、価値を“交換価値”だと思っている場合が多いからです。
宝石の場合、「使わなくなって不要になったから買い取ってもらおうと思ったけれど、購入した金額とは全然違う」というのがよく言われていることです。

製造費や人件費、手間代など色々なものが含まれてジュエリーは売られていますが、売却の時はあくまで金やプラチナなどの地金、セッティングされた宝石そのものだけの価値になるので、購入時の金額とはやはり差が出ます。

資産価値ある宝石とは何億、何十億円の世界

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ただ、そうした中でも未来永劫ずっと価値のある、未来の価値を作っていく非常に類まれな希少性の高い宝石も世の中には存在しています。

例えば、
非加熱のミャンマー産のルビー
カシミール産のサファイア
Dカラーでフローレスの大粒ダイヤモンド
アーガイル産地証明がついたピンクダイヤモンド
などです。

共通して言えるのは、購入が簡単ではないということです。
価格だけの話ではなく、まず見つける事が大変なので宝石自体に出会えるかどうかです。
国内だとそういうものに接する場も限られてしまうし、海外で探せばよいのか?といっても、コネクションがないと難しいです。
そうした資産価値のあるものは既にごく一部の方の中で回っていますし、あとはオークションでしょうか。たまにニュースになっているものだと、中国の個人投資家が孫のために12億円でブルーダイヤモンド競り落としました、なんて話だとか。
その場に出てくるようなものは何億円、何十億円という世界です。
では、それを手に入れられる方はどれだけいらっしゃるのか?
世界を見れば多くの方がいらっしゃるのでしょうけど、でもそれはそれで、そういう世界もあるということです。
一般的な方がハレの場で使うもの、ご記念として受け継いでいくものは、資産価値とは別の物として考えていただきたいと思います。

資産価値というと、毎年何かを生み出してくもの、キャッシュフローを生み出していくもの、今は株や不動産などがそれにあたります。
宝石はそうなのかというと、お金ではないと思います。

宝石の資産価値以外の素晴らしさ

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宝石を使用することで、その人並びに周りの方々が思い出というものを得られる、思い出を作っていけるんです。
お金は使ったらなくなってしまいますが、思い出はなくならないですし減らないです。
宝石=お金としてみるのではなく、受け継いでいける類いまれな美しさを持つ希少性のあるもの、その美しさを愛でて次の世代へ紡いでいくっていうのが本来の宝石の価値ではないかと思います。

もちろん宝石を入手するには、何億何十億ではないにしろ高額です。
ブライダルで来られた方が婚約指輪や結婚指輪を買うとなると安くない金額だと思います。
お金を稼ぐことは大変ですが、婚約指輪や結婚指輪は気持ちを表すものとして、お金から形を変えて、宝石にしてずっと残していけるからといって贈られるわけです。
そこに宝石の素晴らしさがあります。

もちろんお金は生きる上で大切ですし、たくさんあるに越したことはないですが、昨今、宝石の価値=資産価値に寄り過ぎてしまっている傾向にある気がします。

宝石は使うことで減らないですし、使うことによって自分のモチベーションをどんどん高めていってくれて、50年100年使っても壊れません。
ずっと変わらないことが最大の魅力だと思います。

使用価値を考えたダイヤモンドの指輪

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今までのお話は天然の宝石についてでしたが、今は人間が作った合成石も巷にはたくさん出てきています。
出来る限り予算は抑えて大きいダイヤを送りたいっていう思考の方もいらっしゃいますし、そうした方には合成石も価値があるものだと思います。

長い長い目で見た時、遠い将来でしょうか、“宝石の定義や希少価値”に当てはまるのは合成石、天然の宝石どちらなのかといえば、やはり後者でしょう。
大量生産できて多くの人が持つものは宝石の定義から外れてしまいます。

使用してこそ価値があると言われて、毎日気兼ねなく使えるとなれば「たぐいまれな美しさを持つ希少性のある美しいもの、かつ硬度が高いもの」としてはダイヤモンドが安心です。

以前にジュエリーハナジマのYouTubeを見て、ご自身のご褒美に何か購入したい、と来店してくださった女性のお客様。

ご自身のご褒美に悩まれていたのがバーキン。すごく憧れはありますが、宝石と比べると使える年数が少ないし入手も非常に困難。
そんな悩みを抱えた中で、なぜ当店に来てくださったのかと言うとバッグとダイヤモンドを比べた時に
「宝石の輝きはずっと変わらない、指に着けた指輪を毎日見る事で自分のモチベーションを高めてくれるもの。私が今欲しいものはダイヤだ」
と思ったそうで、そこでダイヤモンドの指輪をオーダーしてくださいました。

“ご自身を高めてくれる”
宝石やジュエリーに対してこういうことを仰られる方が増えている気がします。

ご家族や大切な人に受け継いでいく、ジュエリーハナジマが伝えたい宝石の価値

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ジュエリーをプレゼントされたり、ご自身で購入されたりした方はもうどんどん使ってください。
プレゼントされたものを使わずに取っておくく方も多いと思いますけど、それはもったいないです。
大事にしすぎるがあまりに使わないというのは、それはもう価値がないです。
たくさん着けてください。
使っていて汚れたなと感じたらクリーニングするので持ってきてください。
デザインがちょっと…なんて思うなら、リフォームしましょう。

そして、どんどんどんどん使って、その後はご家族や大切な方などに受け継いでいってください
それがジュエリーハナジマが伝えたい宝石の価値です。

やや乱暴になってしまった表現もあったかもしれませんが、今回の“宝石の価値”が面白かった勉強になったという方は、チャンネル登録よろしくお願いいたします。