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9月の誕生石 サファイア
石言葉:誠実・徳望・成功・慈愛
効果:深い愛を貫き、目標に向かって邁進するものを神秘の力で支えてくれます。
深いロイヤルブルーは誠実な愛のお守り
9月の誕生石サファイアには真実の愛を貫く力があるとされ、一途な愛のお守りとして人気があります。英国のウィリアム王子がキャサリン妃に贈った、ダイアナ妃の形見のサファイアリングのエピソードは有名で、世界中でサファイアの人気が高まるきっかけになりました。花嫁が身につけると幸せになれると言い伝えられる「サムシングフォー」のひとつに「サムシング・ブルー」があり、サファイアのブライダルジュエリーを選ぶ花嫁も多いようです。気品に満ちた青色は誠実で穏やかな愛をもたらすともいわれています。
サファイアの名前の由来はラテン語の「sapphirus(青色)」。美しい青色の印象が強いサファイアですが、実はブルーの他にもさまざまなカラーバリエーションがあります。サファイアの鉱物名はコランダムで、赤色のコランダムはルビー、青色のコランダムはサファイア、それ以外をファンシーカラーサファイアと呼んで区別しています。ファンシーカラーサファイアにはピンクやオレンジ、黄色、緑、紫などたくさんの色があります。
サファイアは持ち主の意思の力を支え、成功へと導くといわれています。夢や目標の達成を願うとき、お守りとして身につけたい宝石です。
9月の誕生石 クンツァイト
石言葉:可憐・無償の愛・純粋
効果:自分らしさを引き出してくれる効果があり、見返りを求めない無償の愛を引き寄せます。
ライラックピンクがクールな美しさを演出する「夕べの宝石」
クンツァイトはスポジュメンと言う鉱物の変種で、クンツァイトの名は著名な鉱物学者ジョージ・フレデリック・クンツにちなんで名づけられました。重要な産地としてカリフォルニア州サンディエゴ郡が挙げられます。ほんのり紫がかった繊細なピンク色は、微量のマンガンによるものです。マンガンは光や熱で退色しやすいため、日光に直接あたらないように保管するのがおすすめです。
太陽の紫外線に当てた後で暗い部屋に持っていくと光を放つ「燐光性」と角度によって見える色が違う「多色性」という二つの特徴を持っています。これらの性質は石が大きくなるほど顕著になり、夜の白熱灯の温かな照明のもとで生きるため「夕べの宝石」とも呼ばれています。
ダイヤモンドは毎日のお守り
石言葉:永遠の絆・純愛・不変・純潔
効果:邪気を払い、不屈の精神力をもたらし、強固な意志で生涯の愛を守ります。
深い愛で永遠の絆を結ぶ
ギリシャ語で「何ものにも征服されない」という意味を持つadamas(アダマス)が語源とされるdiamond。ギリシャ神話では太陽神アポロンの守護石とされていました。和名は「金剛石」。地球上でもっとも硬い物質とされ、硬さの単位であるモース硬度は最大の10。炭素のみの単一元素で構成される唯一の宝石で、高い屈折率から美しい輝きを放ちます。
その美しさと希少性から宝石の王様と呼ばれ、多くのジュエリーに用いられています。堅い絆の象徴でもあるダイヤモンドは、愛に満ちた家庭を築くとされ、婚約指輪として贈られています。結婚60周年を「ダイヤモンド婚式」と呼び、お祝いをする習慣もあります。
ダイヤモンドの評価はCarat(重量)、Color(色)、Clarity(透明度)、Cut(カット)の4つのCで表され、それぞれの項目で高い等級を得るほど価値が高まります。