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8月の誕生石 ペリドット
石言葉:平和・安心・絆
効果:安らぎを与え平穏をもたらすため、とくに家内安全に効果があるとされています。
爽やかなオリーブグリーンが美しい「太陽の石」
8月の誕生石として知られるペリドットは、明るくグリーンが輝く美しいジェムストーンです。オリーブが名の由来のオリビンという鉱物の中で宝石質のものをペリドットと呼んでいます。古代エジプトでは「太陽の宝石」と呼ばれて王冠などの宝飾品に使われていました。夜の照明でも美しく輝くため、ローマ人からは「夜会のエメラルド」とも呼ばれました。
アメリカのアリゾナ州の名産となっているほか、ハワイ、ミャンマーなどで産出します。入った光がふたつの違う方向に進むほどの複屈折率が特徴で、反射と屈折によってできるモザイク模様のパターンがペリドットの美しさの特徴となっています。
8月の誕生石 レッドスピネル
石言葉:努力・発展・自信
効果:富を引き寄せ精神的にも物理的にも豊かになるため、自らの魅力やカリスマ性を高める効果につながります。
カリスマ性を秘めた鮮やかな赤が力強く輝く
エレガントで情熱的なレッドカラーが強烈な印象を残すレッドスピネル。ラテン語で棘を意味する「Spina」がその名の由来といわれています。尖晶石 (せんしょうせき)という和名が示すとおり、原石は鋭利な正八面体の結晶です。
鮮やかな赤色でルビーと誤認されてきた歴史を持つレッドスピネルですが、ルビーの構成要素と同じ酸化アルミニウムにマグネシウムが加わったものがスピネルのため、鉱物学的にも近しい宝石なのです。産地や産出形状もルビーと共通しています。モース硬度は7.5から8と、ルビーやサファイアに次ぐ硬さ。力強い発色と丈夫さを兼ね備え、ハイジュエリーにふさわしい宝石といえます。
バチカンやロシア、イラン、イギリスなどの王家の宝石コレクションにも数多く収蔵されています。今もイギリス王室の第一公式王冠の正面に飾られている317カラットの大きな真紅の宝石は「黒太子のルビー」と呼ばれていますが、この宝石はレッドスピネルです。
ダイヤモンドは毎日のお守り
石言葉:永遠の絆・純愛・不変・純潔
効果:邪気を払い、不屈の精神力をもたらし、強固な意志で生涯の愛を守ります。 深い愛で永遠の絆を結ぶ
ギリシャ語で「何ものにも征服されない」という意味を持つadamas(アダマス)が語源とされるdiamond。ギリシャ神話では太陽神アポロンの守護石とされていました。和名は「金剛石」。地球上でもっとも硬い物質とされ、硬さの単位であるモース硬度は最大の10。炭素のみの単一元素で構成される唯一の宝石で、高い屈折率から美しい輝きを放ちます。
その美しさと希少性から宝石の王様と呼ばれ、多くのジュエリーに用いられています。堅い絆の象徴でもあるダイヤモンドは、愛に満ちた家庭を築くとされ、婚約指輪として贈られています。結婚60周年を「ダイヤモンド婚式」と呼び、お祝いをする習慣もあります。
ダイヤモンドの評価はCarat(重量)、Color(色)、Clarity(透明度)、Cut(カット)の4つのCで表され、それぞれの項目で高い等級を得るほど価値が高まります。